スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

画期的な食器について考えてみる

楽しい顔で食べれば、皿一つでも宴会だ。
ブルデンチウス
百式管理人さんのブログIDEA*IDEAでの企画『画期的な食器を考えた!』が面白そうだったので、参加してみます。募集の内容は以下の通りです。
あなたはフォーク、ナイフ、スプーン、箸に続く画期的な食器を思いついてしまいました。またたくまに全世界で広く認知されるようになったその食器について以下のことを教えてください。

■ 画期的な食器の詳細
以下のA、B、Cにあてはまる語句を考えてください(回答必須)。
その食器はみんなが食事中になんとなく感じている(A)という問題を、(B)することで解決していました。その食器の名前は(C)。
食事中になんとなく感じていること。。うーん、なんだろう。いろいろありますが、今回取り上げたのは「別のおかずにかけたソースが、となりのおかずを侵食してしまう」という悩み (^^)。一つの解として、区切りが入ったランチプレートのようなもの(例えばこれ)もありますが、区切りが固定されるために盛り付けの自由度がないという欠点があります。それに、あまりおしゃれじゃないですよね。ということで、盛り付け方の自由度や、盛り付け後の雰囲気を損なわないようにしながら、この課題を解決する方法はないものかというのがテーマ。

で、そのアイデアですが、上の文章にあてはめると、
その食器はみんなが食事中になんとなく感じている「ここにソースかけたらとなりのおかずまでソース風味になっちゃうかな」という問題を、「盛り付けられたおかず周辺のソースの流れをコントロールすることで、ターゲットのおかずにソースを集中させる」することで解決していました。その食器の名前は「低反発でおかずもあなたも快適プレート」。
以下がその図です。
お皿の断面図
従来のお皿との違いは表面の低反発層です。
図のようにこのお皿に盛り付けられたおかずは、表面の低反発層によってつつみこまれます。ポイントは、やわらかすぎず硬すぎない低反発素材を用いていますので、ソースが流れ出ないように表面を沈み込ませるものの、へこみ感はあまり目立たないので、見た目も損なわない。また、ソースをかけると、そのソース自体の重みによって、指数関数的に、ソースの流れができあがるあたりは。まさに重量場を彷彿させます。

ということで、つっこみどころ満載ですが、まぁ、頭の体操ということでご愛嬌。それにしても名前がいまいち (^^;)

おまけとして、簡単にボツネタも少し。
  • ごはんとおかずの三角食べをサポートする「ほっとけない君」
    • ごはんだけ残ったりしないように、おかずがへると警告するためのもの。
      各食器にセンサーを搭載して、おかずの消費具合を通信して、バランスを監視。
  • おいしさのピークをどこへもっていくかサポートする「食べごろ君」
    • 大好きなおかずを食べるべきタイミングをお知らせするお皿。
  • 食事中の会話をもりあげる「ネタふり君」
    • 話題がとまったときのネタふりサポート。カニなべ等でついつい食事に集中してしまいがちな時や、気まずい雰囲気になった時の会話のきっかけ作りに大活躍。
4901234358食事のおいしさを決める一番の要素は、やっぱり「場」の雰囲気なので、対応案はともかく、やっぱりいかに楽しく食事するかと決めるのが一番大事だなとは思います。まぁ、上の案がいいかはともかくとして (^^)
考えて見ると、自分がいる業界に関して、こういったアイデア出しはするももの、食器とか生活に直結しているんだけど、仕事とはあんまり関係ないものって、結構考える機会が少なかったので、仕事のブレーンストーミングもたまには、こういうテーマでやってみようかな。

ちなみに最近の食のマイブームは、ミルクシーフードヌードルと卵かけご飯専用しょうゆ。どちらも新鮮 ^^)

[追記]
IDEA*IDEAさんの方で、結果発表がありました(ブロガーが考える「画期的な食器とは?」(百式ポイント企画結果発表))。なんと! 3位に選んでいただきました。ありがとうございます!
他のみなさんの案もどれも面白いかったですし、さらに何より感心したのはみなさんほんとに図解が上手なこと!やっぱ図解力は大事ですねぇ。

【関連書籍】
アイデア×アイデア 田口 元
考具―考えるための道具、持っていますか? 加藤 昌治
イノベーション・シンキング ポール・スローン
DESIGN IDEA BOOK―すべてのクリエイターのためのデザイン・アイデアブック MdN編集部
ネーミング発想法 横井 惠子

【関連リンク】 ・「介護施設にだまされるな!」ブロガー応援企画&新企画・・・(IDEA*IDEA)
『秘伝すごい会議』プレゼント企画!(IDEA*IDEA)
スポンサーサイト

できることが増えると、できないことが増える

科学はやはり不思議を殺すものではなく、不思議を生み出すものである。
寺田寅彦

技術の進歩は、人々の生活を便利にしますが、必ずしも豊かにするとは限りません。言い尽くされたことですが、「便利」=「満足」とはいかないためですが、今回は、はこのあたりについてちょっと考えて見ます。

きっかけは、「便利になるとストレスが上昇する」という不思議なジレンマ (Life is beautiful)という記事です。携帯電話などの普及で、いつでもどこでも連絡がとれる環境が整ってきたものの、かえって連絡がとれないという不満を感じる機会が増えているという話です。電車や、パソコンの起動時間などの対する待ち時間に対する感覚も同じような話で、以前よりはよくなっているはずが、使う人の感覚のほうがより「せっかち」になり、かえってストレスが増大しているというデータがあるようです。おそらく大半の人が思い当たるふしがあるのではないでしょうか。私の場合、実家の田舎に住んでいたころは、バスが2時間毎とかなので、30分待ちなんて「おぅ、ぴったり」くらいにしか思っていませんでしたが、それが今や10分待ちでも、「ちぇっ」と思うようになっています。(^^;)

さて、ストレスというのは、「何ができるか」とはあまり関係なく、「何ができないか」によって感じるものだと思います。ですので、この問題は、表現を変えると次のように言えると思います。
  • できることが増えると、できないことが増える
  • できないことが増えると、ストレスが増える
前半部分は、矛盾しているような言い方ですが、もう少し分解すると、以下のようになります。
  • 「できること」が増えると、「できそうなこと」が増える
  • 「できそうなこと」 - 「できること」が、新たな「できないこと」として増える。
  • 「できそうなこと」はどんどん増える。
  • 「できることは」その内当たり前になって、「当たり前のこと」になる。
  • その結果、以前より「できないこと」が増える
ちょっと、極論も入っていますが、こういったケースは多いでしょう。人が持っている要望というのは際限がありませんので、要望に答えることが、新たな枝葉の要望を生んでいくのです。

では、このような状況にならないように、もっていくことはできないものでしょうか。サービスや製品を設計する上で、考えておいた方がいいことはないのでしょうか。少し考えて見ます。

4798100234ひとつには、実際「できないこと」が「できそうなこと」に含まれていることです。メールの例で言えば、「いつでもメール送受信できるんだから、すぐに返信がくるはず」といった期待が「できそうなこと」ですが、実際そんなことはありません。つまり、できるはずのないものが「できそうなこと」として認識されてしまっています。では、どうすれば良いのでしょうか?例えばですが、メールを読んだかどうか確認できるもっとスマートな方法があれば、まだ相手が読んでいないのかどうか確認できるので、少しは不満もやわらぐのかもしれません (あくまで例です。そんな簡単な話でないのは分かっていますが・・)。ということで、まずは、必要以上の期待を抱かせないというのがまずひとつのポイントでしょう。

もうひとつは、「できそうなこと」が「できるはず」になっているということ。そのため、「できそうなこと」-「できること」が「できないこと」になってるんじゃないかと思います。ですので、「できそうなこと」を「できたらいいな」というかたちに置き換えられれば、「やりたいことができない使えないもの」ではなく「夢を与えてくれるもの」という位置付けになるんじゃないかと。。うまく表現できませんが、妙な期待を抱かせてはいけないとはいえ、将来の可能性は感じさせたいという感じです。(うーーん、表現がおかしい。。。)

無理やりまとめると、
  • 実際にできるというような間違った期待を抱かせない
  • ・それでいて、将来に対する夢はあたえてくれる
というかたちにもっていければいいなと。理想論かもしれませんが、意識としてもっておきたいと思います。とりあえず、デザインレビュー時のチェックリストに入れておこうかな。

【関連書籍】
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき クレイトン・クリステンセン
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 梅田 望夫
誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書) ドナルド・A. ノーマン
アフォーダンス-新しい認知の理論 佐々木正人

【関連記事】
できそうでできない - 後だしジャンケンの心理学
選択できない選択肢
プログラム+インターフェース=モジュール

【関連リンク】
【溶けゆく日本人】快適の代償(1) 待てない人々 数分間でイライラ

コマンド名再考 - 意外と知らない語源集

僕が生まれたこの島の唄を 僕はどれくらい知ってるんだろう
トゥバラーマもデンサー節も 言葉の意味さえわからない
でも誰より 誰よりも知っている 祝いの夜も 祭りの朝も
何処からか聞えてくるこの唄を
BEGIN - 『島人ぬ宝

cd, pwd, ls, rm, mv, ln, du, df, man, grep, cat, ps, dd, sed, ....

UNIX系の代表的なコマンド(プログラム)達ですが、UNIX/LINUX系を使うプログラマやサーバ管理者以外の人から見ると、意味不明のアルファベット列ですよね。
さて、私も普段からお世話になっているこれらのコマンドですが、それぞれの名前の由来はと聞かれると、以外と知らないものです。または、知っていると思っていても、意外に間違っていたり、いろんな説があったり。。
例えば、スーパーユーザーになる時のコマンドsu。これも何の略かとか改めて考えたことはなかったのですが、以前にせつないぶろぐさんの記事でsubstitute userの略だと初めて知りました。多分、この記事読む前に人に聞かれたら、私もsuper userって答えていた口でしょう(^^;)。これって有名なのかな。(もう少し調べると、昔は確かにsuper userだったのが、途中で変わったらしいです(参考:what do you know 'su' means?))。

ということで、いくつかコマンド名の由来を挙げてみました(コマンド名じゃないのもありますが)。まぁ、名前の由来なぞ知らなくても何も困りませんが、知っておくと案外役にに立つこともあるかもしれませんよ :-P。

ls wikipediaを見ると、list segmentの略となっていますが、多分単にlistの略がもとでしょうね。手持ちぶたさになると意味もなく打ってしまいます。。DOS窓でも打っちゃいますね (^^;)。
そういえば、lsのjokeコマンドでslというのがありますが、昔会社のサーバに入れて怒られていた人がいました ^^;
su 本文中でも紹介した通り、substitute userの略。私自身もsuper userと思い込んでました。調べると、昔はsuper userだったのが、途中で任意のユーザへの切り替えをサポートした時点で、語源までさしかわってしまったようです。(参考:what do you know 'su' means?)
語源が後付けされるというのは他でもよく見かけますね。
cat concatinateの略。ファイル結合に使うより、小さいファイルの内容をダンプしたり、パイプ処理の途中でよく使われますので、元々の語源は知らない人もいるんじゃないでしょうか(私自身、最初はダンプコマンドだと思ってました・・)。
dd 「Convert and Copy」としたかったが、既にccはC-compilerにとられていたので、仕方なくddにしたという説が有力らしいです。回避方法がハッシュ値の衝突みたい。
grep 行指向のテキストエディタedのコマンド"g/RE/p"(Global Regular Expression Print)が由来。今や完全に一般名詞化してます。
less moreの逆でless。こういうネーミング遊び心があって好きです。
ping 潜水艦のソナー音から来ているという説が有力なもよう。となると読み方は「ぴん」の方が正しいのかな。個人的には「ぴんぐ」ですが。
C言語 B言語の次だからC。この辺は有名ですかね。そういえば、D言語結局はやらなかったな。。
C++ Cの拡張ということで、Cにインクリメント演算子をつけてC++。ネーミングセンスは好きですが、何分読みにくい。普段は「しーぷらぷら」もしくは単に「ぷらぷら」と読んでますが、、、なんだかちょっとかっこわるい。とはいえ、C++大好きです。
X MITで開発されていた「W」というWindow Systemの次ということで「X」。C言語と同じ発想。
awk 作者の、Aho, Weinberger, Kernighan の3人の頭文字をとったもの。このネーミングに開発者の頭文字をつなげるという方法はよく使われます。RSA暗号なんかもそうですし。
なお、発音しにくいですが「おーく」と読みます。awkは未だに時々使います。特にawkに詳しいわけでもないし、awkでないといかんというわけではないんですが何となく。
perl The Practical Extraction Report Languageの略。その他、Perlの作者であるラリー・ウォール氏によれば、Pathologically Exlectic Rebbish Lister(異常に折衷主義的ながらくた生成プログラム)ということらしいです。どちらにせよ、pearl(真珠)とは関係ないようです。
ruby perl(pearl:6月の誕生石)の次でruby(7月の誕生石) ということのようです。これもC言語やX Windowと同じ系統ですね。
/usr 誰しもまずは"USeR"の略と思うところですが、ところがどっこい、米国のユーザグループ UniForum が発行している機関誌 CommUNIXations(May/ June 1989) からの転載ということで、 JUS の /etc/wall No.8/1990/May に載っていた「UNIX Trivia -- UNIX に関するクイズ100問」によると、 "User Services and Routines" の略だそうです。これは意外!!
emacs 私も愛用のエディタ、というかIDEですね。語源はEdit MACroSというのが有力。その他諸説ありますが、詳細は$EMACS/etc/emacs.namesを参照。


4274064069もっといろいろ知りたい方には、新版 UNIX 由来/読み方辞書)等が詳しいのでそちらを参照下さい(本記事の中の多くはこちらを参考にしています)。また、UNIX系以外の一般的な語源については語源由来辞典のようなものもあるようです。
語源といっても今となっては、真相がはっきりしないものもありますので、中には都市伝説的なものもあるのかもしれません。まぁ、その辺はあまり気にせず、あくまでトリビアということで :-P。

■関連書籍
Linux コマンド ポケットリファレンス 沓名亮典 平山智恵
語源を楽しむ―知って驚く日常日本語のルーツ 増井金典
英語の語源の話 - 楽しみながらボキャブラリーが増える 佐久間治
トリビアの泉〈第1巻〉―へぇの本 フジテレビトリビア普及委員会
プログラミングテクニック―UNIXコマンドのソースコードにみる実践プログラミング手法) 多治見寿和

■関連記事
商標の話
間違えやすい日本語

■関連リンク
新版 UNIX 由来/読み方辞書
カーソルの語源は? 意外と知らないパソコン用語 (ZDNet)
Linux はリナックス、それともリーナックス? (japan.internet.com)
語源由来辞典
人気エントリ
最近の記事
本のおすすめ

4274065979

4844337858

482228493X

4904807057

4873114799


最近のコメント
Links
プロフィール
  • Author:proger
  • 組み込み関係で仕事してます
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。